令和6年度 現職日本語教師研修プログラム普及事業
難民等に対する日本語教師【初任】研修

公式サイトここくら

ここくら」は、「ここ日本に共にくらす」難民の背景をもつ方々の定住支援に、
日本語教育の専門性をもって関わろうとする日本語教師が集う場です。

ここくら」に集うわたしたちは、
縁あって日本に暮らすこととなった難民の背景をもつ方々の、
とば」「ころ」「くらし」が少しでも豊かで安らかなものとなることを願っています。

社会福祉法人さぽうとにじゅういちは、2019年度から2020年度にかけて、文化庁事業「日本語教育人材養成・研修カリキュラム等開発事業/難民等に対する 日本語教師【初任】研修」を受託し、「難民等への日本語教育カリキュラム開発」(以下、「カリキュラム開発」)を行いました。2023年度は文化庁「難⺠等に対する⽇本語教師初任研修プログラム普及事業」(以下、「普及事業」)、2024年度は、文部科学省「現職日本語教師研修プログラム普及事業」(以下、「普及事業」)により、先に開発したカリキュラムをもとに、「難民等に対する日本語教師【初任】研修」を実施しています。

「カリキュラム開発」の段階では、研修を受講した31名(※その他、聴講38名)の方に、研修受講者の立場から有益なご示唆をいただきました。

「普及事業」となってから研修を修了した方は、92名に及びます。

研修を受講された方々が研修受講前、受講後に抱いた想いをその後も抱き続けていけること、そして、受講者1人1人が研修での学びをそれぞれの日本語教育の現場等で生かしていけることを期待して、この「つどい場」を耕していきたいと思っています。

日本語教師研修

難民等に対する日本語教師【初任】研修

文部科学省「現職日本語教師研修プログラム普及事業」の中で、おそらくその研修内容をもっとも想像しにくいのが「難民等」を対象とする本研修ではないかと思われます。
社会福祉法人さぽうとにじゅういちが文科省(令和6年度は文化庁)の委託により令和6年度・7年度に実施した研修がどのようなものだったのかを「研修の概要」「研修の目標」「講師および講義内容一覧」「カリキュラムについて」の順でご紹介するとともに、「受講者の声」を共有させていただきます。

支援団体のご紹介

難民等への日本語教育を行う民間の団体

難民等への日本語教育に関わるのは公的な団体だけではありません。難民の背景をもつ方々が、来日直後、また公的な支援の終了後、地域の日本語学習の場を利用したり、夜間中学や日本語学校に通ったりして、日本語学習を進めています。ここでは、難民の背景をもつ方々を主な対象として行われている日本語学習の場をご紹介します。
団体ごとに、その対象者や方法は異なりますが、難民の背景をもつ方々のより良い定住を目指して活動を進めています。
※こちらに掲載を希望される団体/個人は、お問い合わせよりご連絡ください。